【札幌市】北海道は緊急事態宣言解除ならず。札幌を含む石狩地方は休業要請も継続です。
![札幌 緊急事態宣言](https://sapporonishi-teine.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/75/2020/04/d1255976e3cc6ca0b8c619a8190445f4.jpg)
※画像はイメージです
2020年5月14日18時過ぎから、安倍総理大臣が会見を行い、新型コロナウイルス特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を39県で解除すると表明しました。
北海道は、緊急事態宣言の地域には含まれませんでした。
政府の会見の前に5月13日夜、鈴木直道 北海道知事が臨時の記者会見を開き、北海道は緊急事態宣言が解除される地域ではないこと、札幌圏では集団感染等で未だに感染者数が多いことから、引き続き石狩振興局管内は、休業要請も継続すると表明しました。
本日、新型コロナウイルス感染症に関する今後の基本的考え方について、臨時記者会見を行いました。
北海道の感染状況は、石狩振興局管内における直近2週間の新規感染者数が全道の9割以上となるなど、大きな地域差が生じていることから、以下のとおり地域ごとに休業要請を見直すこととしました。
(続) pic.twitter.com/KPPAuXtGh4— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) May 13, 2020
(1)1日の新規患者数10人以下(直近1週間の平均)
(2)1日の濃厚接触者等以外での新規患者数3人以下(直近1週間の平均)
(3)入院者数250名以下(その後150名以下を目指す)
(続)— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) May 13, 2020
今後は、休業要請から新しい生活様式への転換を図っていく必要があることから、道民、事業者の皆様それぞれが、ライフスタイルやビジネススタイルを変革し、知恵を出し合い連携することで、コロナ後の「新北海道スタイル」を構築したいと考えています。
(続)— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) May 13, 2020
知事臨時記者会見(令和2年5月13日)https://t.co/U77AiNogK5
— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) May 13, 2020
鈴木知事が会見で話した内容は、知事の上記ツイートにわかりやすく概要としてまとめられています。
記者会見の全内容・報道各社からの質疑応答は、YouTubeでご覧いただけます。
会見の概要・資料は、上記ツイートにもあります通りPDFでもご覧いただけます。
→ 北海道知事5月13日会見「新型コロナウイルス感染症対策に関する今後の基本的考え方」
(石狩振興局とは、札幌市、恵庭市、江別市、石狩市、千歳市、北広島市、当別町、新篠津村の8つの市町村となります。
広い北海道を分ける行政区分で、以前は石狩支庁でした)
![北海道 休業要請](https://sapporonishi-teine.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/75/2020/05/kyugyouyousei.jpg)
画像はイメージです
引き続き、札幌を含む石狩振興局管内では、休業要請は継続となります。
飲食店やお店などの休業が継続されることで、まだまだ不便や楽しみを我慢する生活は続くということになります。
一度目の北海道の緊急事態宣言で感染拡大が少し落ち着いたように見えた後の現在の第2波と呼ばれる感染の状況を踏まえると、今後も第3波、第4波という感染が増える状況は、やってくる、その波を緩やかにしていかなければいけないということです。
厳しい北海道の財政の中から、さらに休業支援金が上乗せされますが、鈴木知事も飲食店などの経営者の方には当然足りるものではない、国からも新たな支援の協力を求めたいとしています。
休業中のお店を支援したり、テイクアウトができるお店、緊急在庫処分SOSなど、引き続き、私たちで地元のお店や経済を応援できるようなことをしつつ、札幌から出ない、不要不急の外出は控えるなど、引き続き、ステイホームと感染予防対策をしていきましょう。