【札幌市西区】競馬予想サイトの社員を名乗る者から400万円を騙し取られる詐欺事件が発生しています。
画像はイメージです
西警察署によりますと、2020年10月上旬、札幌市西区にお住まいの方のもとに「地方競馬に興味はありませんか」等のメールが届き、競馬予想サイトの社員を名乗る者から情報提供料の名目で400万円を騙し取られる詐欺事件が発生していました。（情報元：ほくとくん防犯メール）
札幌方面西警察署
被害者の方は、メールに記載された電話番号に電話をかけたところ、競馬予想サイトの社員を名乗る者から「あなたは特別会員に選ばれた」「馬主からの情報で地方レースで勝つ馬を予想することできる」等と情報提供料の名目で現金を要求され、指定された口座に現金約４００万円を振り込み、だまし取られたとのことです。
西警察署では「メールやＳＮＳで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、すぐに警察や家族に相談してください。」と呼びかけています。
競馬予想サイトは、有料サイトで5000円～1万円くらいの月会費がかかるそうですが、高額な情報料がかかる・・というところは「怪しい」と警戒したほうがいいでしょう。
画像はイメージです
迷惑メールや、SNSを通じた詐欺事件は、手口が巧妙なことや、新型コロナウイルス感染拡大後、おうちにいる時間が増え、パソコンやスマホからインターネットをする方が増えていることもあり被害や相談が増加傾向にあります。
この他にも、新型コロナウイルス関連での特別給付金が受け取れるというメール、クレジットカード会社の請求メールでパスワードの変更を促すもの、Apple IDやAmazonなどのお支払いができませんでしたのでカード番号を入れなおしてください・・といったような、詐欺メール・迷惑メールも増えています。
自分が使っているサービスや、カード会社だと「あれ？」と思って、まんまと騙されてしまいそうなほどメールのデザインや、リンク先のサイトもその企業のホームページを精巧にコピーしています。
それに気が付かず、カード番号を入れなおしたりすると、カード番号が盗まれ悪用される、いわゆる「フィッシング詐欺」の被害に遭う・・という恐れがあります。
画像はイメージです
パソコンやスマホにはセキュリティーソフトを入れたり、送信元のメールアドレスを確認するようにしましょう。
メールやホームページに文面に翻訳のような意味のおかしい言葉や日本語では使わない漢字が使われている、などよく見ると見分けられる場合もありますので、充分にご注意ください。
