【札幌市】新型コロナ感染が過去最多35人に。ススキノのクラスターや若者の感染経路不明が増えています。
札幌市によると、2020年10月5日の新型コロナウイルス感染者がは35名となり、5月4日の29名を上回る過去最多となりました。
札幌市の会見によると、本日感染が判明した35名のうち17名が、ススキノのニュークラブで発生したクラスター(市内26例目)で、10代~30代の従業員です。
このニュークラブでは感染の恐れがある期間に200名の来客があったとのことです。
従業員の1人に症状がありPCR検査を受け、感染がわかり、従業員79名は全員PCR検査をし今までに23名の感染が明らかになっています。
利用客の7割の連絡先が把握できているとして店名の公表はされていません。
7割の利用客は、担当したスタッフ(キャスト)が連絡先を知っている顧客に個別で連絡をとっているとのことで、連絡が取れた方には体調観察や保健所への相談を呼び掛けているとのことです。
今回感染がわかった方々は全員、軽症や無症状ということで自宅待機やホテル療養とのことです。
札幌市の会見では、道庁との協力でホテル療養の施設も病院の病床数も今のところ心配がないとのことです。
また、他都府県や市町村からの移動者の感染は今のところ無いということで、これからGOTOトラベルの影響や対策はしっかりととらなければならないでしょう。
7月8月9月の傾向として、会見では、若い方の感染経路不明が増えていると話していたのが心配されるところです。
10月5日の発生分も4割が感染経路不明です。
記者会見後の質疑応答では、報道各社からは、大学生や専門学校生の学校単位での感染や接触はどうなのかという質問も多く見られましたので、年代・性別非公表や10代・20代の感染者の中には、大学生、専門学校生が含まれているものと思われます。
市の担当者からは「お若い方は行動範囲も広いことから、感染経路を追うのが難しい」としながらも、学生や会社員など若い方の感染から、職場内や家庭内への感染へと広がり、春までに多かった、高齢者の感染からのきっかけと異なってきているということです。
【総務局】新型コロナウイルス感染症予防、続けていますか?
人と会話するとき、カラオケに行くとき、ドライブに行くときも。誰かにうつしたり、自分がかかったり、あとから後悔することのないよう、引き続き感染予防を入念に行いましょう。https://t.co/1CFdRHzEtH pic.twitter.com/c9KXSy14k9— 札幌市広報部 (@Sapporo_PRD) September 28, 2020
知らず知らずのうちに、自分が感染しているかもしれない、自分がウイルスを家に持ち帰ってしまうかもしれない、家族や友人にうつしてしまうかもしれないという意識を常に持ち、これまでどおり感染症対策をしっかりと行っていきましょう。
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