【札幌市西区手稲区】ニトリ通販サイト「ニトリネット」の偽サイトにご注意ください
北海道警察によりますと、2020年11月以降、大手インテリア・ショップ「ニトリ」の公式通販サイト「ニトリネット」を模倣した詐欺サイトに関する相談が急増しているとのことです。
家具通販サイト『ニトリネット』を装った偽サイトに関する相談が急増しています。このような偽サイトによる被害は、商品が届かないほか、クレジットカード情報やログインID、パスワードの流出、悪用といった二次被害に遭うことも想定されるため注意が必要です。 #偽サイト #ニトリネット pic.twitter.com/BD7ebTpB21
— 北海道警察防犯情報発信室 (@HP_seian) November 26, 2020
ニトリネットのホームページをそっくりそのままコピーし、URLも似ている、Google検索で一番上に出てきた、などの条件でアクセスすると、ニトリの商品が激安で並んでいるので、思わず購入手続きをしてしまったが、何日経っても商品が届かない・・という事態になっているようです。
ニトリの詐欺サイト!!
パッと見ニトリにしか見えないから注意!!
nitoriの「n」が「m」!!#詐欺 pic.twitter.com/JXViAMaRDx— ねぎ (@toritoritori051) November 29, 2020
購入代金が戻ってこないだけではなく、購入時に入力したクレジットカード番号を悪用され、身に覚えのない請求が来る可能性があります。
「もしかしたら・・」と思い当たる方は、クレジットカードの請求明細を確認し、身に覚えのない請求があれば、クレジットカード会社にすぐに連絡するようにしてください。
また、ニトリで購入したが、まだ届かない、入荷やお届けに時間がかかるとは書いていなかった・・という方も、念のため購入時の控えメールを確認し、連絡先が記載されているかなど、メールにおかしな点が無いかをご確認ください。
ニトリネットでも「偽サイトにご注意ください!!」というお知らせで注意喚起しています。
対策方法もこちらに書かれていますので、ご確認ください。
ニトリネットの偽サイトは、4~5年前から出来ては消え、を繰り返しています。
なぜ今になって、被害や相談が急増したのでしょうか?
理由は、新型コロナウイルスの影響により、おうち時間が長くなった方、在宅勤務になった方が、家の中の模様替えをしたり、在宅勤務用にパソコンデスクなどを買いたいという方が増えていること、外出自粛によりインターネットやネット通販の利用者が増えていることが考えられます。
ニトリネットだけではなく、色々な通販サイトの偽サイトや、激安の商品を販売しているかのように見せた詐欺サイトが、ネット上には多くあります。
怪しいサイト、詐欺サイトの見分け方や対策としては、
- パソコンやスマホにはセキュリティソフト・アプリを入れる(iPhoneの場合は、設定でSafariのセキュリティを見直すか、プライベートブラウズ機能を利用する)
- 価格が市販より極端に安すぎる
- 日本語がおかしい、おかしな漢字・フォント(字体)が使われている
- お問い合わせや、特定商取引法に基づく表記に電話番号がない、架空の住所、会社名が違うなどおかしな点がある
などが、挙げられます。
「変だな?」と思うネットショッピングサイトは利用しないことをお勧めします。
コロナ禍や外出自粛になってからネットデビューしたネットショッピングデビューしたという方は、まずはAmazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどの大手ショッピングモールの利用からをお勧めします。
(上記大手ショッピングモールなどでは、万が一商品が届かないなどトラブルの場合、保障制度があります)
また、12月3日現在、ニトリではTwitterでも、なりすましアカウントが発生しています。
12/25(金)まで当社でもプレゼントキャンペーンを実施しておりますが、当選の場合はリプライでお知らせ後、詳細をDMでお伝えしております。
DMは@NitoriOfficialよりお送りしますので、アカウント名と認証バッジ(青い公式マーク)をご確認いただきますようお願いいたします。— NITORI (@NitoriOfficial) December 5, 2020
ニトリのTwitter懸賞キャンペーンに応募した人のアカウントに、なりすましアカウントからDMが送られているようです。
なりすますアカウントから当選したとDMが来て住所などの個人情報を聞き出そうとしている可能性があります。
こちらも充分ご注意ください。
新型コロナウイルスの影響で、ネットの普及や利用者が一気に増えましたが、それを悪用する輩がいます。
お子さんや、おじいちゃんおばあちゃんなど、ネット初心者が被害に遭いやすいので、ご家族でネットやネット通販の利用の仕方などは日ごろからよく話し合ったり注意を呼びかけあいましょう。