【札幌市西区手稲区】コロナのアンケート？テレビ局の職員をかたる不審電話等、詐欺の予兆電話にご注意ください

手稲警察署によりますと、2021年2月18日11時30分頃、手稲区におすまいの高齢者宅に、テレビ局の職員を名乗る男から「60歳代～90歳代までの人に、コロナウイルスに関するアンケートを取っています。協力していただけますか？」などと言われ、年齢、居住人数、名前などの個人情報を聞き出す不審電話があったとのことです。（情報元：ほくとくん防犯メール）

手稲警察署では「他人に個人情報を伝えると、特殊詐欺の被害に遭うおそれがあります。
このような電話があったときには、相手に個人情報を伝えることなく電話を切り、家族または警察署に相談してください。」と呼びかけています。

この他にも、西区手稲区では連日詐欺の予兆電話と思われる不審電話が複数かかってきています。

2月15日には、西区の70代の女性が警察官を名乗る男から「口座が不正使用された形跡があります。銀行職員を今向かわせて説明しますから。」などと電話があり、訪問した金融機関を名乗る職員にキャッシュカード2枚を騙し取られ、合わせて390万円を騙し取られる詐欺事件が発生しています。

西警察署では「警察官や金融機関職員がキャッシュカードを取りに行くということはありませんので、そのようなことがあった場合、すぐに警察に相談してください。」と注意を呼びかけています。

このような不審電話は、携帯電話にではなく、ご自宅の固定電話へかかってきており、携帯電話よりも固定電話を多く使う、高齢者宅が狙われています。

日中、ご高齢の家族のみが留守番しているお宅や、離れて暮らすご高齢のご両親・おじいちゃんおばあちゃんには、迷惑電話防止機能付きの電話機の設置がおすすめです。

留守番電話設定にしていなくても、登録した電話番号以外から着信があると「振り込め詐欺対策モードになっています。」などとアナウンスが流れ。、氏名を名乗るよう促し、その後録音機能が作動します。 pic.twitter.com/SawQEMHRM0

— 警視庁生活安全部 (@MPD_yokushi) March 27, 2018

迷惑電話防止機能の詳細は
動画をチェック⬇️https://t.co/HsV6wvx6ev

— Panasonic Japan公式 (@Panasonic_cp) March 19, 2019

迷惑電話防止機能付きの電話機は、家電量販店や、オンライン通販などで購入できます。
電話機自体の機能はシンプルなもので充分であれば、比較的手ごろな価格です。

こういう電話機で対策をしたり、知らない人からの電話は出ない、すぐに電話を切って家族に相談するようにしましょう。
また「こういう詐欺があるんだよ」と日ごろから家族で話し合っておくことも大事です。
大切な財産を守るために、大切な方が被害に遭わないために、家族や地域みんなで情報を共有して防犯対策をしていきたいものですね。