【札幌市西区】サケ・マスの遡上も終盤のようです。琴似発寒川で観察してみました。
2020年10月、今年もサケ・マスが琴似発寒川を産卵のために遡上してくる季節がやってきました。
札幌西区を流れる琴似発寒川の農試公園内や、農試公園を挟む農試公園橋や寒月橋では、都会の中だというのに橋の欄干や、川沿いでサケやマスの遡上を観察できたり、橋の欄干の下や偏光グラス(渓流釣りなどの際に使うサングラス)をかけると水面の反射が軽減され、水の中も良く見えるので、運が良ければ産卵の様子を見ることもできます。
農試公園橋を中心に、農試公園内や下流を少し歩いて観察してみましたが、残念ながら、生きて泳いでいるサケやマスを発見できず。
産卵を終えて力尽きたのでしょうか・・
ぼろぼろに傷ついて白くなったサケかマスらしき魚が何匹も川底に沈んでいました。
遠い海から、はるばる川の流れをさかのぼって西区まで来たんですね。おつかれさま。合掌。
もしかしたら川底の石の色に擬態してサケ・マスが泳いでいるのかもしれませんが、残念ながら元気に泳いでいる魚は見つけられなかったので、昨年の様子をご覧ください。
筆者は残念ながら今年は生きているサケを写真や動画に収められなかったので、Twitterのみなさんの写真や動画でお楽しみください。
今年も鮭の遡上を見に行ってきました。写真では分かり難いですが鮭の遡上が見れましたよ。#発寒川 #鮭 #遡上 #農試公園 #札幌市 #琴似 pic.twitter.com/DcrtfvoNyj
— こん (@kon_w_283) October 10, 2020
琴似発寒川、サケだかヒメマスだかが遡上中。
よく見ると、そこここにいる。川の流れも強いので、なかなか上流に進むことができない。
現状維持もたいへんで、どうかすると下流に押し流されてしまう。ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ pic.twitter.com/xAD2HKIwnv— ひつじ亭 (@hitsujitei) September 30, 2020
おはようございます
前日に #琴似発寒川 の下流域で群れている #サクラマス を報告しました では上流はどうなっているのか見に行ったところ #産卵 が始まっていました!
22秒のところで産卵しますhttps://t.co/mZQ6yvRiob pic.twitter.com/6WU4aGLxtF— SWSP広報 (@SWSP_PR) September 22, 2020
ちゃんと琴似発寒川で産卵しているんですね!
川沿いでサケ・マスを観察する際は、思わぬ水の事故に巻き込まれないよう、お子さんだけでは行かせないようご注意ください。
護岸のブロックは結構な傾斜だったり、雑草で行く手を阻まれたりと歩きにくい場所もあります。
農試公園の中や、橋の近くでも階段状になっているところだと、お子さんでも観察しやすいですよ。
農試公園内で琴似発寒川を観察するなら、ちょうどツインキャップの紅葉もいい感じに色づいてきたので是非見てきてくださいね。
今回、サケ・マスを観察した農試公園橋の場所はこちら