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2020年9月25日、札幌市西区に住む女性が「新型コロナ給付金5億円を受け取れる」というショートメールから、電子マネー合わせて9万円分を騙し取られる詐欺事件が発生していたとのことです。

ニュースなどでも報じられたほか、北海道警察のTwitterからも注意が呼びかけられています。

（続き）新型コロナ特別給付金の受付担当者を名のる者に９万円分の電子マネーをだまし取られました。今後も給付金名目の詐欺メールやサイトが現れる可能性があります。メールで「特定の人だけが受け取れる」という案内は詐欺を疑い、手数料名目に現金や電子マネーを要求されても応じないでください！ pic.twitter.com/uZW6en9tVD

— 北海道警察防犯情報発信室 (@HP_seian) October 21, 2020

ニュース報道によると、女性のもとには「麻生財務大臣直々のお達しです」「特定の人だけが受け取れます」などと書かれたショートメールに記載されたURLをクリックすると「国際資金支援機構日本支部」というサイトに移動し、手数料としてビットキャッシュを購入してIDを送るよう指示されたとのことです。
女性はその後も、担当者を語る人物から複数にわたりビットキャッシュの購入とIDを教えるように指示され、合わせて9万円をだまし取られたとのことです。

「特別に受け取れる」や実在の大臣の名を出されたり、相手の言葉巧みな手法にうっかり騙されてしまうのかもしれませんが、電子メールでそういった案内が来るものは、間違いなく怪しいと思って間違いないでしょう。

長引くコロナ禍の中、まだ政府の追加給付金案なども決まっていない状況で、これからますますこの手の給付金がらみの詐欺メール、詐欺電話は増えると思われます。
皆さんの大切な財産を守るために、家族と、友達と、注意を呼びかけあっていきましょう。

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