【札幌市手稲区】手稲駅のHOKUO(北欧パン)が5/30に閉店。33年の歴史に幕。

手稲駅 HOKUO 北欧

JR手稲駅の構内にある「HOKUO JR手稲店」が、2020年5月30日をもって閉店しました。

HOKUO JR手稲駅店は、国鉄が民営化された1987年に手稲駅内にオープンし、2002年に手稲駅が橋上駅に建て替えされてからもテナントとして入っていました。

一日2万人が利用する手稲駅、昔は今ほどコンビニ等も充実してなく、朝早くからオープンしていたので、手稲駅を利用する多くの学生や通勤前に、昼食や朝食のパンを購入していました。

HOKUOは、以前は北欧(本社:札幌市西区)が経営し札幌市内のあちこちに焼き立てパン工場兼店舗がありましたが、バブル崩壊とともに倒産。
バブル時代には、関東や関西にも進出し、札幌市西区山の手に北欧館という「日本で初めてのパンの博物館」とパンの食べ放題のスカンジナビアンレストラン(今のスシロー札幌山の手店の場所)を建てるなど幅広く経営していました。

北欧館(2014年のGoogleマップ・ストリートビューより)

北欧の経営破綻後は、札幌や全国のHOKUOがそれぞれ営業譲渡され、札幌は北欧STプラン(本社・札幌市西区)が経営していましたが、2019年に地下街店、新さっぽろデュオ店が閉店し、今回のJR手稲駅店の閉店で、札幌市内に残る店舗は、札幌駅アピア内にあるアピア店のみとなりました。
(関東ではHOKUO(北欧トーキョー)、関西はALHEIM(アルヘイム)として、まだたくさんの店舗があります。)

高級食パンなどのブームで舌が肥え、格安のパンに魅力を感じなくなった方も多いことが影響したのかもしれませんね。

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HOKUOと言えばクインシー。
長い白パンに練乳クリームが癒しの味・・
長いので、お友達や家族で分け合って食べれるのに、100円の日に100円で買えるのがうれしいところでした。

クインシーは、ボストンベイクにもありますね。
(ボストンベイクは、北欧の創業者の一人が経営方針の違いから分かれて設立されたので、一部北欧と同じパンがあります)

これからは、アピアのHOKUOやボストンベイクで、懐かしい札幌の味、安くておいしいパンを楽しむことにしましょう。

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なな

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