【札幌市】東区北13東12でヒグマらしき目撃情報が。西区三角山の巣穴の子グマの現在は?
![札幌 熊 目撃 東区](https://sapporonishi-teine.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/75/2021/11/patorol-1.jpg)
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2022年4月21日4時20分頃、札幌市東区北13条東12丁目付近で新聞配達の女性がヒグマらしき四つん這いの動物のようなものを目撃したと警察に通報がありました。
警察や札幌市が周辺のパトロールをし、近隣の小中学校は2時間遅れの登校とするなどの措置がとられましたが、15時現在ヒグマが出没した痕跡や目撃情報はありません。
札幌市では引き続きパトロールをして警戒するということです。
周辺の住民の方、職場や学校が近い方などは、安全が確認されるまでお気を付けください。
(追記)4月21日16時30分頃、北31条東14丁目、札幌市立元町北小学校南側付近でヒグマらしき目撃情報がありました。2021年6月のヒグマ出没場所と近く、警察などがパトロール中とのことですが、付近の方はお気を付けください。
【ヒグマ目撃情報】
4月21日の東区北13条東12丁目でのヒグマらしき動物の目撃情報について、同日の調査でヒグマの痕跡は確認されませんでしたが、周辺住民の方はお気をつけください。
札幌市で周辺パトロールを実施しますが、ヒグマを発見したら近づかず110番通報を行うなど注意してください。 https://t.co/GrjoEOLzlX— 札幌市広報部 (@Sapporo_PRD) April 21, 2022
ヒグマらしき動物のようなものが目撃されたのはこのあたり
報道によると、クマらしき四つん這いの動物を目撃したのは80~100m離れていたということなので、見間違いならいいのですが・・とは思いますが、札幌市東区では2021年6月にクマが出没し、歩行者などを立て続けに襲い、射殺駆除されたことがありました。
その際にも「まさか東区に?」「こんな住宅街、市街地?」と札幌市民に驚きと衝撃が走りました。
今回目撃された北13条東12丁目付近は、東区役所からも近く、札幌駅からも2駅ほどと、札幌市中心部からも近い場所です。
札幌市西区民・手稲区民の皆さんも、ご家族の職場や学校などが札幌駅周辺の方はとても心配ですよね・・。
朝やお昼のニュースなどでも報道されたこともあり、目撃情報があった「北13東12」がTwitterの「日本のトレンド」にもなるほど、札幌や北海道だけじゃなく全国的にも話題になっています。
とうとう日本のトレンドになった北13東12。 pic.twitter.com/u4PvhtSyxl
— 北海道ローカルCM botだった。 (@hokkaido_cm_bot) April 21, 2022
2021年6月に東区でヒグマが出没した際には、出没した周辺地域への警戒や呼びかけが届いていないという声も多く、実際にヒグマに襲われて怪我をされた方も「ヒグマが出没しているのは知らなかった。安全のため建物に入るようにパトカーが呼びかけているというのも聞こえなかった。」という報道もあり、以後、札幌市では登録者が多いLINE配信で呼びかけるようになりました。
それでも今朝のLINE配信は8時30分頃と、既に出勤や登校してしまった後の時間帯の配信で「遅いのではないか」「本当にヒグマだったら、どうするんだ」という声もあがっています。
札幌市のLINE
やっと熊情報来たぞ。 pic.twitter.com/GNXkPRtOCy— 𝔂𝓾𝓽𝓪⚾️大航海は続く⚾️ (@HNF_ONE_1) April 20, 2022
札幌市や周辺では4月に入り、各地でクマの目撃情報が相次ぎ、4月19日20日にも北区あいの里でヒグマが目撃されています。
春ということで冬眠から覚めたヒグマが、餌を探して市街地まで出てきているのかもしれません。
これから、山菜採りや野草・野の花を見にと山や森に入ることがある方は、ヒグマとの遭遇に充分にお気を付けください。
![三角山 札幌](https://sapporonishi-teine.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/75/2022/03/sankakuyama.jpg)
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札幌市西区では3月31日に三角山でクマの生態調査をしていた男性二人が、クマに襲われて怪我をしました。
その際に、巣穴から母グマが逃げ、子グマが2頭取り残され、札幌市が監視カメラを設置するなどをして様子を見守っていましたが、母グマが巣穴に戻ることがなく子グマがどうなったのか心配する声が広がっていました。
4月20日に札幌市が調査に入った際には巣穴の中に子グマの姿は無く、監視カメラには、子グマが巣穴の外に出た様子や、他の動物などが巣穴に侵入した様子もないとのことです。
当初から、巣穴の調査で人が近づき、人の匂いがついてしまった巣穴に母グマが戻る可能性は低く、離乳していない子グマはそのまま餓死することになるとは言われていましたが、罪のない赤ちゃんグマが餓死してしまったり居なくなってしまったのは、少し胸が痛みますね・・。
都市でありながら、自然豊かな札幌市。
野生動物に配慮しながら、安全に暮らしていける街でありたいものですね。