札幌市円山動物園のライオン「リッキー」（オス/19歳）が2022年2月13日に死亡しました。

リッキーは以前から高齢のため食欲減退などの症状がありましたが、2022年1月末頃より体調が悪化。
高齢のため手術や麻酔をかけての検査は身体への負担が大きく、内科的な治療や看護が行われていました。

2月7日からは、リッキーが治療により神経質になっていることから、カバ・ライオン館のライオン及びハイエナ前の観覧を中止していました。

→ ライオン「リッキー」が死亡しました（円山動物園）

HTB情報番組「イチオシ!!」の元メインパーソナリティーなどで活躍するヒロ福地さんをはじめ、市民から悲しみの声が相次いでいます。

円山動物園のオスライオン、リッキー死す。
王者の貫禄たっぷりだった。
これで円山動物園からライオンがいなくなった。
最近はワシントン条約とかの絡みで簡単に手に入れられない動物も多いと聞く。でも動物園にいないと困る動物の一つがライオン？心配。R.I.P.#札幌 #円山動物園 #リッキー pic.twitter.com/ecdvInXCaY

— ヒロ福地 (@hirofukuchi24) February 14, 2022

リッキーさん
動物園の外まで咆哮が聞こえ
嬉しくて
早足になる私でした

もう辛くないね
沢山お肉食べて奥さんと仲良く
子供たちや　
円山のみんなを守ってね

最後まで頑張ってくれて
ありがとうございました
安らかに　合掌?????#リッキー#ライオン#円山動物園 pic.twitter.com/3KosHoA1Pn

— ブー (#^.^#) (@9981ikuyozoo) February 13, 2022

円山動物園の動物園センターに献花台が設けられています。

円山動物園にライオンのリッキーへの献花に行って来ました??
思い入れが沢山ありすぎて…
がらんとした展示スペースが寂しかった?
円山動物園にはトラ?もライオン?もいなくなっちゃった?
円山動物園さんお願い?
どうか新しいトラ?ライオン?考えて下さい?#円山動物園 #ライオンのリッキー pic.twitter.com/mJqFH5DWCi

— mami (@mami_chipmunks) February 15, 2022

病理解剖の結果、リッキーの死因は、胆石症、急性胆のう炎に起因する胆のう穿孔（穿孔：穴が開くこと）とわかりました。

野生の雄ライオンは10歳未満までしか生きられず、15歳で人間でいう80歳くらいと言われています。
19歳のリッキーは、ご長寿おじいちゃんライオンだったんですね。

リッキーは2002年6月に静岡県の富士サファリパークで産まれ、2007年7月に円山動物園にやってきました。

2007年にはメスの「ティモン」との子ども「げんき」（オス）と「ゆうき」（メス）が誕生してパパに！
2頭の赤ちゃんライオンは、札幌市民にも大人気でした。
2010年4月に「げんき」は那須サファリパークへ、「ゆうき」は釧路市動物園へ旅立ち、2016年に「ティモン」が永眠し、円山動物園のライオンは、この6年リッキー1頭だけでした。
これで現在、円山動物園のライオンは残念ながら0頭となります。

リッキー、どうぞやすらかに・・

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