【札幌市西区】二十四軒の公園で見つかったカラスの大量死。農薬が検出されました。
以前お伝えした、西区二十四軒1条にある二十四軒すずらん公園で、複数のカラスの死骸が見つかった事件で、その後もカラスの死骸の目撃情報が相次いでいましたが、死骸から有機リン系の成分が検出されたことが明らかになりました。
当初のニュース報道等では、「カラスが腐ったゴミを食べて腸炎を起こしたのではないか?」と事件性が低いように伝えられていましたが、公園やその周辺ではその後もカラスの死骸の目撃情報が相次いでいました。
最初に約10羽のカラスの死骸が見つかった2020年9月1日から、あわせて25羽の死骸が見つかり、警察の調べで、死骸から農薬や殺虫剤に使われる有機リン系の成分が検出されたということです。
現在のところ、なぜカラスから有機リン系の成分が見つかったのか、カラスは何を食べたのか明らかになっていません。
お子さんが遊ぶ公園であることや、公園の隣には中学校と小学校が並んで建っており、通学路になっていますので、ご近所や校区の方、お子さんがいらっしゃる方は不安ですよね。
カラスの死骸を見つけた場合は、絶対に触れないように、お子さんたちには注意を呼び掛けていきましょう。
また、カラスの死骸を見つけた場合は、警察にもご連絡ください。
カラスの死骸が見つかったのはこのあたり