【札幌市】札幌市長と北海道知事が共同記者会見「札幌市民の皆さんは、とにかく家にいる!」
2020年4月30日夜、札幌市長と北海道知事による共同記者会見が開かれました。
札幌市長・知事共同記者会見(令和2年4月30日)https://t.co/1dxPF0hPKm
— 白 (@shiropanmgmg) April 30, 2020
札幌の秋元市長からは現在の札幌の感染状況・医療状況の説明がなされました。
札幌では、老人福祉施設の集団感染や病院での集団感染などで、感染者がどんどん増えていく状況です。
また、リンクが追えない(感染源がわからない)感染者も増えつつあります。
ということは市中感染が増え、どこでどう感染しているか分からず、院内感染などのクラスターが増えている原因ではないかということです。
2月3月は、重症で入院や集中治療室を利用していた方も15人程度でしたが、4月30日現在で入院している方は267名、そのうち重篤でICUや人工呼吸器が使える別途を使用しているのは32人です。
このままでは、重症の方を受け入れるベッドが足りなくなってしまいます。
全国と比較しても、他府県では日別の感染者数が少し落ち着きつつある状況の中、札幌は増えている状況です。
医療崩壊を招かないためにも、外出自粛を続けましょう。私たちのゴールデンウィーク中の過ごし方次第で、今後の感染者の推移は決まってくるのです。
北海道の鈴木知事からは、日本ではロックダウン(都市封鎖)という処置は法律上できないが、この危機的状況はロックダウンに相当する行動自粛をしなければいけない状況だということを、いつもになく強い調子で語られました。
【緊急メッセージ】
北海道知事と札幌市長、北海道市長会長、北海道町村会長のオール北海道の連名で「ゴールデンウィーク緊急メッセージ」及び「医療機関の皆様への緊急メッセージ」を発出しました。
札幌市民の皆さま、道民の皆さまお一人おひとりが最大限のご協力をお願いします。 pic.twitter.com/Fw3c2Kbx47— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) April 30, 2020
小さい順に加算すると北海道は、22都府県分に相当する大きさ。
札幌市から全道178市町村に感染が広がり、まん延する恐れがある。
だからこそ、都市封鎖に相当する行動自粛がいま必要。
札幌市民の皆さん、道民の皆さん、力をかしてください!— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) April 30, 2020
札幌市民は「とにかく家にいる!」
道民の皆さんは「札幌に行かない!!」
道内外の皆さんは「都道府県間の行き来はしない!!」
知事の強い発言は今までにないくらいです。みなさん、もっと危機感を持ちましょう。
そして、日々最前線で戦ってくださっている医療関係者に敬意を表し、さらに感染者を増やして負担を増やしたり医療崩壊につながらないよう、私たち一人一人が自覚を持った行動をとりましょう。