【札幌市西区手稲区】《デマに注意!》トイレットペーパー・ティッシュペーパーの品薄はデマです(2020/2/29)

札幌 トイレットペーパー 品薄

2020年2月28日、熊本県などでトイレットペーパー、ティッシュペーパーの買いだめ・売り切れ騒動がありました。

マスク増産の影響で、中国から輸入している原料の紙が不足し、トイレットペーパーやティッシュペーパーが品薄になる・・というデマが流れたのが原因です。

まさか・・と思い、札幌市西区のドラッグストアに行ってみましたら、トイレットペーパーとティッシュペーパーが売り切れており、売り場には「お一人様2個まで」という貼り紙だけが残っていました。

高級なボックスティッシュしか残っていない状況です。

ティッシュペーパー 売り切れ

安売りのボックスティッシュがあった島ももちろんガラーンと物がない状態です。

しかし、この売り切れは、次の入荷があり次第解消されるということで、けして品薄ではありません。
ティッシュペーパー・トイレットペーパーの製造業者の団体である日本家庭紙工業会が、「在庫は十分にあり、情報はデマである。」と買い占め・買いだめを行わないよう呼び掛けています。

そもそも、マスクの原料はポリエステルの不織布で、紙原料ではありません。
また日本のトイレットペーパーやティッシュペーパーは98%国内生産で、原料を中国からは輸入していません。

札幌生まれの大人は、小学生の頃に苫小牧の製紙工場見学で習っている人も多いと思います。

ネットで拡散されたデマを信じた人が買いだめに走り、知らずにそれを見た人が「え?買いだめておいたほうがいいの?」と買ったり、北海道の非常事態宣言で、家族が家にいるようになったらトイレットペーパーやティッシュペーパーの消費が増えるから買ったほうがいいのか?と様々な勘違いが重なってしまったようです。

次は生理用品やオムツ類が無くなるというデマもあり、既に品薄気味の店もあるようですが、全てデマです。
買い占めて転売しようとしても無駄です。

ドラッグストア等、お店の人の仕事を増やすだけです。

非常事態宣言や、小中学校の休校で、家にいる機会が増えることで、買い出しに行くという方も多いと思いますが、必要以上の買いだめはせず、なるべく買い物も短時間で、必要以外の外出は避け、感染拡大に努めるようにしましょう。

(なな)

なな

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