【札幌市西区手稲区】2030年冬季オリンピックに札幌市が立候補都市に決定(2020/01/29)
2020年1月28日、日本オリンピック委員会(JOC)の理事会が東京都内で開かれ、2030年冬季オリンピック・パラリンピックの国内候補地を札幌に決定したということです。
(※冬季オリンピックの開催地に決まったのではなく、候補地として立候補する都市として札幌に決まったということです)
この報道に対し、ネットや北海道内の報道番組、札幌市西区手稲区民の街中での会話では・・
「新型コロナウィルスで、今それどころじゃないだろう!」
「今年こんなに雪が少ないのに、2030年なんて温暖化で雪があるの??」
「え?今年、マラソンと競歩で実質オリンピックは札幌でやるんだから、もういいでしょ?」
「東京みたいに結局かなりのお金がかかるんでしょう?市民の為に他に使ってよ!」
「(1972年の札幌オリンピック経験者は)一度やれば十分」
という声が相次ぎ、賛成と喜ぶ声や報道はあまりみられていません。
札幌市では、平成26年(2014年)、上田市長の市政時代に2026年オリンピック・パラリンピックの招致活動をスタートしています。
→ 札幌市ホームページ「冬季オリンピック・パラリンピック招致」
しかしながら、2026年冬季オリンピック・パラリンピックはイタリアのミラノに2019年に決定し、札幌市は引き続き2030年の候補地への招致活動を進めていました。
今回2030年冬季オリンピック・パラリンピックのライバルは、アメリカのソルトレイクシティや、スペインのバルセロナが立候補を検討中ということです。
1972年の札幌オリンピックから40年以上が過ぎ、あの感動を子供たちに!古くなった冬季スポーツ施設の更新ともに都市の更新も!というのが札幌市の市民に向けた招致理由です。
確かに1972年の札幌オリンピックの際に、地下鉄ができたり、高速道路が通ったりしました。
高度成長の時代でしたから、近代的な都市を整えるのにはちょうどいい時期だったのでしょう。
選手村に使われた真駒内の真駒内団地・五輪団地も、築40年以上を過ぎ、少子高齢化や人口減少が進んでいます。
2018年に北海道新聞が調査した結果では、札幌でオリンピックの招致に反対の方が53%と反対派が過半数を若干超えていました。
現在調査するとどれくらいなんでしょうね。
ゆとり世代とか、さとり世代とかもあるのかもしれませんが、昔の人ほど盛り上がったり嬉しい気持ちの市民は少なそうですよね。
「えー、めんどくさい」
「その間、街中が混むのが嫌」
とか、感動や盛り上がりを感じて欲しいとしている、今の子供や若者たちは思いそうな・・感じがしませんか?
(なな)