【札幌市西区】どうにかならないの?西区の建設現場で働いていたベトナム人・技能実習生、脳出血で意識不明のまま在留期限が迫る

※画像はイメージです

2019年9月、札幌市西区の建設現場で実習中だったベトナム人技能実習生が、脳出血で倒れ、意識不明で札幌市内の病院に入院しています。

ベトナム人技能実習生は、ズオン・ゴツク・トゥさん(19歳・男性)。
トゥさんは、2019年3月に1年間の技能実習での在留資格で来日。
札幌市西区の建設現場で実習していた2019年9月17日、現場で頭痛を訴えて救急車で運ばれ、脳出血の手術を受けましたが、意識の回復は見込めないと診断されました。

在留資格の1年間である、2020年3月には在留資格の期限が切れます。
通常ですと、在留資格が切れると不法残留となり母国に送還となります。
今回は、回復の見込みのない意識不明の実習生である「想定外」のケースとなり、札幌出入国在留監理局では、対応に苦慮しているということです。

ベトナム 外国人実習生

※画像はイメージです

現在、トゥさんは人工呼吸器をつけ、鼻からチューブで栄養を取っています。
意識は無いという診断ですが、家族の呼びかけに目を少し開くなど、反応が見られるようになってきたということです。
家族は、このまま日本での治療を希望しています。

実習生の在留資格は本人の意思で最大5年まで延長が可能で、在留中は日本人同様、国民健康保険や生活保護の適用がされます。
本人の意思がとれないということで、延長ができないままの3月の期限を迎えるということなのでしょうか・・

まだ19歳の若いトゥさん。
脳はまだまだ未知の領域が多いと言われています。

「家族の暮らしを少しでも楽に。いずれは自立したい。」と日本行きを決めたトゥさん。
日本に来てからも毎日両親に電話をかける親孝行な19歳の若者です。

同じ世代の子を持つ親御さん、いえ、国は違えど、子を持つ親や、同じ年ごろの兄弟がいる人、それ以外の人でも、胸が痛む話ですね。

このニュースを見た方々のTwitterでの反応です。

「苦慮」とかいう問題じゃないですよね・・
なんとかならないものなのでしょうか?
人道的支援とか、特例とか。
日本人でも、ベトナム人でも、国は関係なく、命の重さの問題です。
札幌市や、北海道、国でなんとか、ここは柔軟に対応してもらいたいものですよね。
入院治療費はもちろんですが、母国からご家族が看病に来る費用など、なにか私たちでも支援できることは無いのでしょうか?
ご両親にあわせてあげたいですね・・。

今回、報道で取り上げられたことで、何か進展があることを、トゥさんの回復を祈ります。

(なな)

なな

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