【札幌市西区】三角山でクマに襲われ2人負傷、付近では警察や市による警戒が続いています(2022/3/31 14:35頃発生)

三角山 熊 クマ

画像はイメージです

報道などによると、札幌市西区山の手の三角山で、2022年3月31日2時35分頃、男性二人がクマに襲われ頭や腕に怪我をしました。

男性二人は、札幌市から委託を受けクマの生態調査を行っていたところ、クマに襲われ、自力で下山し救急搬送されました。
クマはクマスプレーを噴射したところ逃げていったとのことです。

札幌市西区の上空では、ヘリコプターが数台飛んでいる様子が確認でき、ヘリコプターのエンジン音で夕暮れ近くまでかなりの音がしていました。

三角山の山の手登山口付近では、警察車両の赤色灯が日没後も見えるほか、報道各社の車両で騒然としています。

三角山では2022年3月13日に、登山客がクマの巣穴らしきものを発見し、札幌市では3月16日に登山道を閉鎖し調査しましたが、それらしきものは見つからず閉鎖が解除されています。

今回襲われた2人は、この3月13日の巣穴目撃情報の調査で、札幌市の職員、目撃者を含め5名で調査中に、巣穴を発見し、1人が巣穴を覗き込んだところ頭をかまれ、もう一人がクマスプレーで撃退しようとしたところ腕をかまれ、どちらも重症だということです。

逃げたクマは、3月31日19時現在も見つかっておらず、三角山の登山道は全て閉鎖されています。

三角山 札幌

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三角山は、札幌市西区のシンボル的な山で、西区の環境キャラクター「さんかくやまベェ」もこの三角山がルーツです。

標高311mと1時間ちょっとで登れる登山初心者にもおすすめな山で、山頂からは札幌の街並みが一望できることから、朝や午前中に気軽に「お散歩がてら三角山登山」という札幌市西区民も多くいらっしゃいます。

そんな気軽で身近な三角山にもヒグマは生息しており、登山客や周辺住民は日頃から熊の出没には注意していますが、その出没情報や注意のために調査をしていた方がクマに襲われて怪我をされたというのは、大変痛ましいことですね・・。

クマの目撃がしばらくなくなるか、クマが発見・射殺されるまではしばらく三角山登山道は閉鎖、付近も警戒が必要かと思われます。
三角山のふもとはすぐに山の手の住宅街です。

クマを目撃した際には、建物や車の中など安全なところに避難してから110番通報するようにしてください。

↓クマが出没し、警戒が続けられている三角山、山の手散策路入口はこのあたり

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なな

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