【札幌市西区手稲区】花火見えましたか?新型コロナ収束願う全国一斉花火。藻岩山では火災発生か?
2020年6月1日20時~約5分間ほど、新型コロナ収束を願う全国一斉花火があがりました。
今回打ち上げられた花火は、花火業者の有志が立ち上げた「全国一斉悪疫退散祈願 Cheer up! 花火プロジェクト」で、趣旨に賛同した全国163の花火業者が参加しました。
新型コロナウイルス感染予防のため、人が集まらないように打ち上げ場所は秘密。
全国各地で20時から約5分間くらい上がるとだけネットなどで告知されていました。
西区手稲区からは、高層マンションで「2か所上がるのが見えた」「音だけ聞こえた」「小さく見えた」というところだったようです。
花火が打ち上げられた場所は、見えた方角やニュース画像から、大倉山と藻岩山から打ち上げられたことがわかりました。
#cheeruphanabi
札幌 大倉山からの花火見ました②
藻岩山からも上がってたのかな?
綺麗な花火でした。α7RIII
SEL24105G pic.twitter.com/mGzeL4h4O7— 桜木 (@GT_APEX_AE86) June 1, 2020
花火業者の皆さまありがとー!#cheeruphanabi#札幌 pic.twitter.com/cO7immhBCN
— AzukiNeko (@AzukiNeko01) June 1, 2020
Twitterのハッシュタグ #cheeruphanabi から、全国各地の皆さんがご自宅などから撮影された花火が投稿されています。
「残念、見えなかった!」「全国はどうだったの?」という方は、是非Twitterのハッシュタグからご覧になってみてくださいね。
ニュースやテレビでは、空撮での花火撮影が綺麗でしたので、報道各社のサイトの動画ニュースでもきれいな様子が見られると思います。
日本の花火大会の起源は、江戸時代に8代将軍徳川吉宗が、飢饉やコレラで犠牲になった方の慰霊や悪病退散を祈って隅田川で水神祭を行った際に、両国橋周辺の料理屋が花火をあげたのが、現在の隅田川花火大会の由来となったそうです。
今回の「全国一斉悪疫退散祈願 Cheer up! 花火プロジェクト」も、新型コロナウィルスという悪疫退散!と、皆で空を見上げて元気になろうという趣旨で行われ、最初の1発目は医療従事者の方々へ感謝とエールの気持ちを込めたブルーの花火が打ち上げられたそうです。
わぁ〜藻岩山が赤色灯で綺麗だわ〜 pic.twitter.com/IXNxIvMnjp
— かよ (@kayo_025) June 1, 2020
藻岩山での花火打ち上げの後も、打ち上げ場所付近が赤色灯で光っている、消防車が多数向かっているとの目撃情報があり、札幌市消防局の出動情報でも、20時12分に火災出動となっていますが、打ち上げ現場付近で花火の影響による火事なのか、打ち上げを知らなかった人が驚いて通報した誤報なのか、まだわかっていません。
せっかくの素晴らしい趣旨での花火イベントの後なので、何事もないことを祈ります。
※2020年6月3日追記
藻岩山の火災は、花火の打ち上げ場所付近で燃えかすが枯草に燃えうつり、枯れ草など320平方メートルが焼けました。
事前に水をまくなどの対策を取り、消火器などを用意していたものの間に合わず、消火活動をしながら消防に通報したとのことで、札幌市消防局により22時過ぎに消火。
けが人はいないとのことです。
藻岩山は、貴重な原生林も残る札幌のシンボルですので、被害が少なくてなによりですね。