【札幌市西区】山の手高校出身!ラグビー日本代表リーチ・マイケル選手、母校に等身大「像」を贈呈!

山の手高校 リーチ・マイケル像

※画像はイメージです

2020年1月16日、西区山の手にある山の手高校で、同校出身のラグビー日本代表キャプテン、リーチ・マイケル選手の等身大像の除幕式と、生徒へのお披露目が行われました。

リーチ・マイケル選手の等身大像は、高校3年間を山の手高校で過ごしたリーチ・マイケル選手が、母校に贈呈しました。
除幕式には、リーチ・マイケル選手ご本人はいらっしゃいませんでしたが、ビデオメッセージで「応援ありがとうございました。リーチ像を大事にしてください」というメッセージが流され、山の手高校の生徒から大きな拍手が送られたということです。

この等身大像は、ラグビーワールドカップ・スポンサーの三菱地所が、ワールドカップを盛り上げるべく2019年4月に、東京・丸の内のベンチ横にベンチアートとして設置した強化繊維プラスチック製。
身長189cmのリーチ選手と、ほぼ等身大で、ボールを持って相手を振り払って走る姿になっています。

ワールドカップ終了後の2019年12月に撤去される予定でしたが、「それならば母校に贈りたい。」というリーチ選手からの申し出があり(像の所有権はリーチ選手にあることが分かったため、母校に問い合わせての実現となりました)、今回の山の手高校への寄贈となりました。

実は、母校山の手高校時代のラグビー部の恩師、佐藤幹夫監督に「日本代表に選ばれたら銅像を建ててやる」と言われていたリーチ選手。
山の手高校卒業後、大学2年の時という、たった2年後に日本代表に選ばれ、あまりにもあっさりと叶えてしまったため、佐藤監督はハードルを上げて「代表主将になったら建ててやる」と約束を変更したのですが、それもあっさりと6年後に実現。
またもあまりの早さに予算の都合などで実現できなかったため、今回リーチ選手が自分で寄贈するという、恩師である佐藤監督と山の手高校への恩返し的な寄贈となりました。

「銅像を建ててやる」という佐藤監督の約束に対し、強化プラスチックの像となってしまいましたが、「1つ1つ夢をかなえるマイケルは本当にすごい。まさか、像をもらう側になるとは想定外だった。後輩たちの活力にもなってありがたい」と、佐藤監督も喜んでいるということです。
山の手高校ラグビー部の前キャプテン、原田季弥選手も「生で見て迫力がありました。部員全員がみんなリーチ選手のようなすばらしい選手になれるよう、これから頑張ってもらいたい」とコメントしてしていました。

リーチ選手は、ニュージーランド出身。
15歳、高校1年生で札幌山の手高校に留学し、高校3年間を山の手高校、札幌で過ごしました。
山の手高校ラグビー部佐藤監督との絆や、下宿先のご夫婦を日本の両親と慕っていた様子は、北海道のローカル番組や新聞の特集で見たという方が多いと思います。

佐藤監督とリーチ・マイケル選手との絆、素敵な関係がよくわかるYoutube動画があります。
現在、KIRINビールのCMに出演しているリーチ・マイケル選手ですが、テレビでは未公開のWeb限定のKIRINの動画CMに佐藤監督と出演しています。

15歳の時にチャンスをくれた佐藤監督。
16年間ずっと背中を押してくれた存在だとリーチ・マイケル選手は語っています。
お二人とも、良い笑顔で乾杯されていますよね。
恩師と教え子の素敵な関係が垣間見える動画です。

今回寄贈されたリーチ・マイケル選手の等身大像は、山の手高校の正面玄関に設置された後、桜が咲く5月ごろにラグビー場にある桜の木の下に移動する予定だとのことです。
(プラスチック製で軽いので移動可能なのでしょうか?)

↑札幌山の手高校の正面玄関と、グラウンドです。

正面玄関に設置中は、ご近所の方でもきっとみられる位置だと思いますので、ラグビーファン、リーチ・マイケル選手のファンの方は是非、見に行ってみてください。
(授業や学生さん達の邪魔にならないように気を付けておでかけください)

それにしても、強化繊維プラスチックというのは、どれくらいの年数持つのでしょうか・・
強化プラスチックが、札幌の風雪でダメになったら・・今度こそ、佐藤監督!リーチ選手のために銅像を建ててくださいね(笑)

↓ 札幌山の手高校の場所はこちら

(なな)

2020/01/16 17:00 2020/01/16 17:00
なな

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